天蓋付きベッドのルーツと当社でご用意するお品
中世ヨーロッパ時代、当時の上流階級の間で流行
天蓋付きベッドは中世ヨーロッパ時代、当時の上流階級の間で流行しました。当時の上流階級が生活を送っていた屋敷には、独立した寝室が存在しません。就寝時は広間を寝室として利用していました。そのため寝台の周囲に天蓋(カーテン)を引くことで、就寝時にプライベートな空間を作っていました。さらにこのカーテンは、虫やホコリの侵入を防ぐ役割や、すきま風による寒さを防ぐ役割も担っています。
インテリアとしてというよりは、こういった機能面が注目されて流行していた天蓋付きベッド。そのため当初は、寒さを防ぎにくい薄いレース生地のカーテンは存在しませんでした。後に機能性と併せて、インテリアとしてのデザイン性も追求されるようになってから、豪華な装飾が施されるようになったと言われています。
※ヴェルサイユ宮殿にあるマリーアントワネットが使用していた天蓋付きベッド※
ウエストハウスギャラリーの天蓋付きベッドは、ベルサイユ宮殿の世界観を再現するようなデザインが中心です。ベルサイユ宮殿は、フランス国王ルイ16世の王妃マリー・アントワネットが暮らしていた、西ヨーロッパにある壮麗な宮殿。そんな西ヨーロッパのスタイルをイメージしています。ヘッドボードやフットボードに施された彫刻と、寝台を覆うゆったりとしたカーテンは、まさにお姫様が使うベッドそのもののようにエレガントで上品な雰囲気を醸し出します。横になればプリンセスになったかのような気分を味わえ、子どもの頃、お姫様に憧れた女性の心を満たしてくれるでしょう。
ベルサイユ宮殿の世界観を再現。当社の天蓋付きベッドについて
機能面が注目されていた中世ヨーロッパ時代と一転して、現代の天蓋付きベッドは機能性よりも、インテリアとしてのデザイン性に惹かれて取り入れられるケースがほとんどです。そのため現代の天蓋付きベッドには、ベージュやモノクロのカラーをベースにした北欧風のものや、シックなダークブラウンのカラーで作られたアンティーク調のものなど、様々なデザインの商品が存在します。
※当社で製作したクラシカルな天蓋ベッド
三大銘木に数えられるマホガニー材を使用。高級感溢れる見た目に
ヨーロピアンスタイルのインテリアは、主にマホガニー材を使用しています。マホガニー材は、ウォールナット材、チーク材と並んで世界三大銘木の1つに数えられる木材です。マホガニー材を使ったインテリアの多くは、赤みがかった美しい色合いで木の温もりを感じられ、アンティークのような高級感があります。上品ながらも華やかに部屋を彩ることができることから、18世紀の貴族の間で流行しました。しかし流行した結果、大量伐採によりマホガニーの数が大幅に減少。今では取引が制限されてしまっています。
手仕事ならではの美しさや温かみ
入口はデジタル、出口はアナログ。手仕事ならではの美しさや温かみ
ウエストハウスギャラリーの天蓋付きベッドが美しく、温かみを持っている理由はもう1つございます。商品が自社工場の職人の手仕事によって製作されているためです。
製作に使用するマホガニー材は、すべて自社工場で製材。それを1つひとつ手彫りで加工し、商品を製作します。塗装も吹付だけではなく、太古から使われている金箔などを使用した技法も採用。丁寧に塗装をすることで、味わい深い色合いを持つ見た目になります。
ヘッドボードやフットボードに施される彫刻は、すべて当社の彫刻職人が、何十本もの彫刻刀を使い分けて加工しております。さらに天蓋付きベッドに欠かせないカーテンも、熟練の縫製職人が製作。いずれもクラフトマンシップを感じさせる美しい出来栄えです。オーダーメイド商品をご注文いただいた場合は、図面も当社で作成しております。
このようにウエストハウスギャラリーでは、作製から配送までを手作業で行っています。アナログ感にこだわることで、手仕事ならではの美しさや温かみを持つインテリアを製作できるのです。
しかしこれは、あくまで我々商品を提供する側のこだわり。商品の検索や発注までをアナログにしては、お客様に大変なご不便を強いることになります。そのためより多くのお客様にウエストハウスギャラリーや、当社がご提供する商品について知っていただけるように、ウェブサイトを設けております
東京と名古屋にショールームがございます
当社は名古屋と東京にショールームがございます!!現物やサンプルを実際に手に取ってご覧いただく事ができます!