机・テーブルが揺れて集中できないときの対策3選
机や椅子が揺れて仕事や勉強に集中できないといった経験はないでしょうか?
しかし、どうやって直したらいいか直し方が分からないという方は多くいらっしゃるかと思います。こちらの記事ではそんな皆様のお悩みを解決していきたいと思います。
テーブルが揺れる原因
テーブルが揺れる原因はいくつか考えられると思います。こちらの項目ではその原因を解説していきます。
脚の長さが違う
テーブルの作りが雑だったり、使っていくうちに脚が削れてしまったりして、4本の脚の長さが揃っていないことから、ぐらつきが発生してしまいます。
脚下に何かを挟む、または脚をカットして高さを揃えましょう。
脚の下にゴミがある
脚の下にゴミがあり、4本の脚の高さに差が出てしまうためにぐらつきが起こる場合もあります。脚の下にゴミがないかを確認しましょう。
床が傾いたり(平行ではない)、凹んでたりしている
一般的に住宅や店舗など建築物の床は完全に平行にレベルが取れていることは殆どありません。家具を設置していたことによる重量負荷がかかったり、また気づかぬうちに床が凹んでしまったり、傾いていたりすることが揺れの原因の場合もあります。また、カーペットなどを敷いたために床に微妙な段差ができてしまったりすることによって、ぐらついてしまいます。テーブルの足を置いた時の状態が平行に保たれているか確認しましょう。
テーブルの強度および補強が足りていない
テーブルがぐらつくときにネジ・ボルトが緩んでいることですも原因の一つです。
一般家庭にあるテーブルの組み立て式のテーブルが大多数で、脚と天板がボルトで捩じ込み接合されています。
この接合部が、使っていくうちに徐々に緩んでしまうことで、テーブルのぐらつきが発生します。
値段の安いテーブルや、DIYなどで手作りしたテーブルなどに起こりやすく、補強材を足す必要があります。
この場合いくつかの方法で補強できる場合があります。横材、斜め材で補強したり、補強金物で補強するなどお使いの家具にあった方法で補強してみて下さい。
横材で補強するということです。幅10cm程度、厚み5mm程度のベニヤを端から端まで4辺、天板と脚に打ちつけることで、テーブルのぐらつきは収まります。
また、横と背面(座らない面)に板を取り付けたり、脚元に横材を設けてたりすることで、ぐらつきを解消することができます。
脚の長さがあっていない・床が水平じゃない時の対処法
テーブルの脚の長さの平行レベルが取れていない、床が水平じゃない時に対応する方法をお伝えいたします。
脚の下に緩衝材などを敷く
脚の長さが違う場合、脚底に何かを挟むだけで解消することができます。
具体的には、段ボールや、布、木片などを浮いてしまう脚(短い脚)の底と床の間に挟み、高さを揃えてぐらつきを解消しましょう。
挟むだけでは不安であれば、脚底と段ボールなどの調節物を両面テープやボンドなどで接着すると安定感が増します。
また、家具用の硬質フェルトを脚底の大きさにカットして何枚か重ねて貼り合わせる方法もあります。床を傷つけずに済むので、こちらを使ってみるのもおすすめです。
脚にアジャスターを取り付ける
床はフラットに仕上がっていることは殆どないと言っても過言ではありません。アジャスターを取り付けることはテーブルの平行安定性をもたらす最も効果的な方法の一つです。脚の付け根に取り付けることができるアジャスターは、高さを調整でき、小さく色も黒、白、茶色など家具のカラーと同じようなものがあります。床の平衡性を補正し、均等な荷重分布を促します。店舗やオフィス、もちろん住宅でもお部屋のリフォームや模様替え、配置変更など元々設置設置していた場所ではかたつきがなくても違う場所へ移動することでテーブルがかたつきが生じる場合があります。
このような時にアジャスターをつかい、床と脚底が設置するように高さ調整をして平行レベルを取ることができます。
当社ではダイニングテーブル、センターテーブル、キャビネット 、サイドボードなど脚がついている家具の殆どにアジャスターを付けて製作をさせていただいています。
脚の長さをカットする
脚の長さを調節する際、長い脚をカットするのも1つの手段です。長い脚を見つけ、他の脚と長さが合うようにノコギリで切るか、サンドペーパーなどで削り調節しましょう。市販のテーブルで”カットするほど脚が長い”という状態はあまりないので、DIYで作ったテーブルなどが対象でしょう。カットする長さが1mm以上のときはノコギリを、1mm以下のときはサンドペーパーを使うことをおすすめします。
ぴったりの机・テーブルを買う/作る
既成のテーブルでご自身にぴったりの机・テーブルを購入することはもちろんのこと、オーダーメイドでご自身の要望に合うテーブルを製作するのも一つの手かも知れません。
当社ではお客様のご希望のサイズ、デザイン、仕様で世界でたった一つのテーブル・机を製作することができます。
テーブルに貫がないと、揺れやすい?
貫(ぬき)とはテーブルの脚の強度を増し、ゆがみを防ぐために水平に設置される補強材のことでsy。最近は貫がないデザインのものが多いです。
こちらは当社がクラシックなデザインで製作したオーダーメイドのテーブルです。脚と脚を繋ぐ貫を付けて強度を高めて設計と製作をしております。
まとめ
テーブルや机のかたつきが出た場合の解決方法など参考になりましたでしょうか。揺れたりかたつく原因は主に床の状態、脚のゆるみであることが多いです。以上の点を踏まえていただくと快適な使い心地で毎日を過ごすことができると思います。